こんにちは!小野寺幸太郎です。
去年東京のセミナーで、ある有名な脳神経外科の先生から直接聞いたのですが「人間は加齢に伴って屈筋(曲げる筋肉)がどんどん硬くなる。だから伸展筋(伸ばす筋肉)を鍛えないといけない」とのことでした。
その方は脳外科としてもリハビリ専門医としても超有名な方なのですが、そのような現場の最前線にいる方が仰っているので間違いないんでしょうね!
確かに曲げる筋肉は固まりがちです。例えば…
・肘を曲げる(力こぶ)
・膝が曲がる(ももの裏とふくらはぎ)
・腰が曲がる(胸などからだの前面)
逆に筋力が衰えるのは…
・肘を伸ばす(二の腕)
・膝を伸ばす(ももの前)
・背筋を伸ばす(背面の筋肉)
・股関節を伸ばす(お尻)
こうしてみると心当たりがないでしょうか?こういったことを予防をしないとイラストのようになる可能性が高くなります、

実際に介護や医療現場ではこのようなご年配の患者さんが多いようです。
膝を伸ばし切れない、肘を伸ばし切れない、脚を後ろに振り上げることができない、背中が丸まって背筋を伸ばすことができない。ここまでいくともう「ストレッチで柔軟性を上げて」という次元ではなくなります。
今はいいかもしれませんが、運動習慣がないと誰もがこのような状況になる可能性があります。
正直そうなってからでは遅いです。少なくともやれることは限られてきます…。
「なってから治す」ではなくて「そうなる前に防ぐ」予防こそ最強です。
皆さん、予防をしましょう!そのための運動です。いつまでも元気で快適に人生を楽しむ為に、ですね!
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。