こんにちは!小野寺幸太郎です。
昨日メンバーさんより「友人が肩甲骨はがしっていうのをやってもらったら、3日くらい痛くて肩が上がらなかったって言ってたんだけどあれって大丈夫なの?」というご質問を頂きました。
肩甲骨はがし、よく耳にするワードかもしれませんね。
まず言っておくと肩甲骨は剝がれませんので(笑)私は施術してもらったことが無いのでよくわかりませんが、肩甲骨の内側に手を入れて周辺を揉みほぐすような感じでしょうか?
結論から言うと、硬い部位を無理やり動かしたり、強く圧迫するのはお勧めしませんね。怪我や炎症に繋がりますし、痛みが3日ひかないし肩が上がらないだともうそれは怪我ですからね(笑)
筋肉の柔軟性には二種類あって、簡単に言うと「関節可動域が広い」ことと「押して柔らかい」ことです。
まずは関節稼働域が広いことが最重要ですが、その前段階として硬い部位を圧迫して血流を良くすることでストレッチの効果が上がるんですね。なのでほぐす→伸ばすの順番が理想です。
そういう意味で心地よい~痛気持ち良いくらいでほぐすのが良いですね。
巷でいう肩甲骨はがしは「流行り」で、施術する側もお店の研修は受けても、機能解剖学を理解していないスタッフも多いはずです…。
それがマッサージとして気持ちいい、ご褒美で!というならいいのですが、本当に硬くて悩んでいる方はちょっとアプローチを変えたほうが良いかもしれませんね。
自分で動かせないほど硬いのであれば、道具や人の手を借りてほぐし、少し動かしやすくしてから自分で動かそうとするのがgoodです!
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。