こんにちは!小野寺幸太郎です。
筋力トレーニングではよく「あまり効いている感じがしない…」という問題がありますね!
例えばお尻をメインに使うトレーニングを行っているのですが、お尻を使っている感覚が無い、とか。
腹筋のトレーニングをしていても腹筋ではなく腿の付け根が張る感じがある、などです。
まず結論から言うと、「使っている感覚がある」のと「実際にその筋肉が収縮しているか?」は全く別の問題です。なので使っている感覚が無くても、正しい動きさえしていれば必ず使っているので心配は無用です!
とはいえ、「効いてる~」という感覚があったほうが達成感とか、運動中の動機付けにはなりますね!
効いている感じがしないという原因は大きく2つです。
一つは普段使っていない為、神経伝達が促進されていないということ。
足の小指を動かせないという人は多いですね。これは普段動かしていないからです。動かそうとしないと動かし方を忘れて、その部分の神経伝達も徐々に衰えていきます。
いわば「主電源どこだっけ?」状態ですね。何度も正しい動作を繰り返しているうちに感覚を取り戻せると思いますよ!
もう一つは他の筋肉が硬い、既に疲れている為そちらに意識が向いてしまうからです。
人間のからだは同時に二つ以上の刺激を受けると、混線してしまい正しく刺激を受容できなくなります。※門制御理論と言ったります
なのでよく女性にある腹筋をしていても首が痛い…などは、腹筋よりもその動作を支える首の筋力が弱い為、そっちに意識が行ってしまうんですね。そういう場合は首の筋力を鍛えて強くするか?骨盤後傾を伴うような腹筋運動に切り替えるのが良いですね!
ということで本日は以上です!
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。